イタリアもクリスマス商戦真っ盛りである。若者向け人気商品の定番は、カルチョ(サッカー)が全戦観られる衛星放送キットや携帯電話といったところだ。いっぽうドライバーにとって人気商品は、間違いなくPNDである。
トヨタではYarisに同社初の内蔵ポータブルナビゲーションソリューションを搭載し出展した。
であるニュアンス・コミュニケーションズ・インクは、トムトム社が、同社の「TomTom GO」ファミリーの新型モデル『520』、『720』、『920』の機能強化に、ニュアンスの音声認識ソリューションを採用したと発表した。
富士通テンは、豪州市販市場向けに、カーAV&ナビゲーションシステム「ECLIPSE」シリーズからナビ部が着脱可能な2DINオーディオ一体型カーナビゲーション『AVN2210p』を10月上旬から発売する。
ガーミンといえばハンディタイプのGPSで世界トップシェアを誇る会社で、アメリカで「GPSの有名メーカーは?」と質問すれば、TomTomやMagellanとならんで真っ先にその名が挙がる会社でもある。PND(Personal Navigation Device)の『nuvi360』は、そのガーミンがこれまで培ったハンディナビのノウハウを車載用に応用したものだ。
小型の個人用ナビゲーションシステム(PND)のプロバイダーで、世界的な大手のトムトムは、同じくデジタル地図プロバイダーの世界的大手、テレアトラスの発行済株式の全てを買収する意向であることが明らかになった。テレアトラスは買収に同意している。
TomTomの企業実績報告によると、同社の会計年度で第4四半期の売り上げは昨年の同時期から65%増の4億7千8百万ユーロでQ4のPND出荷台数でみると146%増・出荷台数にして190万台と発表した。
TomTomが一部協賛し行われた調査の結果によると、PNDは運転時間を低減し、車内での決断を容易にし、保険のクレームを低減することに繋がるものである。ドイツの調査会社TNOがこの調査結果を発表した。
英国ロンドンで開催中の第13回ITS世界会議では、欧州で人気のPND(パーソナルナビゲーションデバイス)の展示が活況を呈していた。中でも注目は、オランダのPNDメーカー TomTomのブースだ。