ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツ『CLSクラス』を4日から発売すると発表した。CLSクラスは「CLS350」、「CLS500」が設定される。流麗な曲線が4ドアでありながらクーペのようなデザインとなっている。
『CLS』は基本的に『Eクラス』のメカニズムをベースとしているモデルで、走りはやはりEクラスに準じているわけだが、わずかに味の違いが表現されているところがポイントだ。
「誰も必要としていないけど、誰もが欲しがるクルマ」というメルセデス側の説明は、妙ではあるが、納得のいくもの。4ドアでありながら「クーペである」と主張する新型車種『CLS』の存在感をこれほどうまく伝えている表現はほかにない。
メルセデスベンツ『CLS』は、ブランド神話とステイタスのみを求める顧客をターゲットにしたかのようなモデルだ。機能性や居住性、人間工学を無視したスタイリング。特にリアドア形状とノブの位置。
メルセデスベンツは、新型クーペ、『CLS』を発表、流麗なスタイリングと『CL』を連想させる名前をもつが、4ドア4シーターである。セダンの実用性とクーペのスペシャリティ感をこれほどうまく融合させた例はない、とメーカーは自負している。
小さいフロントマスクから伸びる、流線型ボディ。競争が激化するプレミアムセダン市場に、メルセデスベンツが『CLS』で新分野を開拓した。
メルセデスベンツは3月2日開幕のジュネーブモーターショーにおいて、新型クーペ、『CLS』を発表する。流麗なスタイリングと『CL』を連想させる名前をもつが、4ドア4シーターである。
メルセデスベンツ『ビジョンCLS』はコンセプトカーとして登場した4ドアクーペ。ベースは『Eクラス』だが、4910mm×1851mm×1391mmの低く鋭いフォルムは、Eクラスとは全く違う4ドア車になった。
メルセデスベンツは9日、同日始まったフランクフルト・モーターショー(メディアデイ)で、『ビジョンCLS』スタディを発表した。クーペの優雅さと躍動感、セダンの快適性と実用性とを兼ね備えた4ドアクーペである。