米フォードとマツダは、ミシガン州フラットロックにある両社折半出資の合弁会社「オートアライアンス・インターナショナル」の生産能力を、現行の年20万台から同30万台に引き上げることを決めた。フォードの主力スポーティ車『マスタング』の生産を2004年から同社に移管する。
今年のデトロイトオートショーで目立ったのは、FR(後輪駆動)の復活。例えばフォード『マスタング』、マーキュリー『メッセンジャー』、ダッジ『マグナム』、キャデラック『シックスティーン』、アストンマーチン『AMV8バンテージ』、メルセデスベンツ『Eクラスエステート』など、数え上げればきりがないほど。
コカコーラのびんやナイキのスウィッシュマークはアメリカン・ポップカルチャーの“アイコン”である。そしてフォード『マスタング』が持つシルエットもそれに属するものだ……。とはフォードの自負である。
2004年に新型の発売が予定されているフォード『マスタング』。今回のショーモデルはその予告モデルにあたる。基本デザインは新型と変わらないという。4.6リットルV8エンジンを搭載する。
フォード・ジャパン・リミテッドは、フォード・マスタングの限定車「G-SPECIAL」を25日から限定発売した。装備を充実しながら価格アップを抑えたお買い得モデルで、限定75台を販売する。
『サンダーバード』のレトロデザインが人気を呼んだフォードでは、60年代をモチーフとした『マスタング』を05年モデルとして製作。まだコンセプトの段階だが、かなりの話題となりそうだ。
ギア『フォーカス』をはじめ、フォード『マスタングマッハIII』、アストンマーチン『ラゴンダビニャーレ』、マーキュリー『MC4』などが予想を大幅に上回る価格がついた。オークショナーであるクリスティの予想価格を下回ったのは3台のみだった。
このところSUV系の人気におされてすっかり元気がなかったスポーツカーだが、アメリカえはコンバーチブルを中心に復活の兆しが見えている。2001年の販売を集計した結果、コンバーチブルモデルが人気の底をついた96年と比べてなんと63%も増加したという。
アメリカの暴れ馬、フォード『マスタング・マッハ1』が復活した。そのデビューの舞台は、38年前のオリジナルと同じくニューヨークだった。真っ赤なボディのマッハ1は、コンセプトカーではなく、2003年モデルとして登場する6500台の市販バージョンである。
フォード・ジャパン・リミテッドは『マスタング』をマイナーチェンジして、21日から発売した。「GT」でボンネット、サイドボディに大型スクープを採用するなど、迫力あるエクステリアデザインとなった。価格は前モデルからの据え置きとなっている。
フォードの1994年から98年製のマスタングに、構造上の欠陥があるという集団訴訟が起こりかけている。ジョゼフ・フライド弁護士によると、「社内からの告発文書も含め、訴訟を起すに足るだけの資料の準備が整いつつある」という。
フォードの参考出品車『マスタング・ブリットGT』は、映画「ブリット」で主演のスティーブ・マックイーンが乗っていた『マスタング』の現代版。サンフランシスコの街で繰り広げられたカーチェイスシーンのように機敏な走りをイメージしている。