24〜25日、スポーツランドSUGOで開催されたJGTC第3戦。No.1 エッソウルトラフロースープラとNo.36 WOODONEトムススープラが1-2フィニッシュを決め、第2戦の雪辱を果たす結果となった。GT-R勢ではNo.23 ザナヴィニスモGT-Rが3位に食い込んだ。
近頃クーペ市場は元気がなかった。日産『シルビア』『180』、マツダ『RX-7』、トヨタ『スープラ』、ホンダ『プレリュード』などが次々と撤退していった。しかし競争相手がいなくなった今、あえてクーペを出すことが有利だという向きもある。
25日、鈴鹿サーキットにおいて「第31回インターナショナル ポッカ1000km」の決勝レースが行われた。決勝はハイペースでの争いとなり、予選2位のTOYOTA SUPRAが優勝、同6位のiDC大塚家具サードスープラが3位と、スープラ勢が安定した強さを見せた。
1:トヨタスープラGT(竹内浩典/立川祐路)/2:スカイラインGT-R(本山哲/M. クルム)/3:トヨタスープラGT(黒澤琢弥/P. モンティン)
28日、静岡県・富士スピードウェイにおいて全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第5戦「JAPAN SPECIAL GT CUP」の決勝レースが行われた。決勝はセーフティ・カーが3回も入る波乱のレース展開。
これまでのエキシビションからシリーズ戦となったセパン。まずNSX64号車(モービル1)がスタート直後の1コーナーでトップの座を守り、オープニングラップ2位のスープラ36号車(トクホン・トムス)と早々にトップ争いを展開、観客の歓声を浴びる。
1:Mobil1・NSX(松田次生/R.ファーマン)/2:トクホン・トムス・スープラ(土屋武士/W.ガードナー)/3:ZENTトムス・スープラ(黒澤琢弥/P.モンティン)/4:ザナヴィ・ニスモ・GT-R(本山 哲/M.クルム)/5:RAYBRIG・NSX(加藤寛規/光貞秀俊)/6:ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智)
脇阪寿一/飯田章組はこのコンビ初の優勝、ドライバーズポイントで首位に。チーム部門では無限×童夢プロジェクトがトップになった。エンジンチューナー部門ではスープラの連勝でトヨタテクノクラフトがポイントトップになった。
1位、エッソウルトラフロー・スープラのドライバー飯田章:前半はタイヤの持ちを考え、ペースを抑えて温存していた。セーフティカーを予想した作戦も当たるなど、ツキにも恵まれた。
1:Mobil 1 NSX 松田次生/R. ファーマン/2:TAKATA童夢NSX S. フィリップ/R. ライアン/3:デンソーサードスープラ GT J. デュフォア/織戸 学/4:auセルモスープラ 竹内浩典/立川祐路/5:無限NSX 伊藤大輔/D.シュワガー/6:FK/マッシモADVANスープラ 山路慎一/荒 聖治