BMWジャパンは、同社の創立25周年を記念した特別仕様車『X3 25th Anniversary Edition』を19日から限定300台で発売すると発表した。
BMWグループは、2008年中に、クーペのようなデザイン、かつスポーティで高いシート位置を採用し、インテリジェント4輪駆動システムの「xDrive」を搭載した全く新しいシリーズを投入すると発表した。
BMWジャパンは、BMW『X3』に「M-Sportパッケージ」を新たに設定して9日から発売開始した。従来設定していた「スポーツ・パッケージ」に代えて、新たにオプション・パッケージとして設定する。
BMWジャパンは、『X3』を一部改良して9日から発売開始した。今回の改良では、オプション装着比率が高く、従来ユーザーの要望が多かった装備品を標準装備化した。
新型スズキ『エスクード』の開発にあたっては、多くのライバルモデルとの比較研究がなされたという。主なものでは、トヨタ『RAV4』、日産『エクストレイル』、ホンダ『CR-V』、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』、ランドローバー『フリーランダー』、BMW『X3』など。
X3のAWDは1000分の1秒単位で前輪と後輪の駆動力を0〜100%まで可変制御する。また、X5に比べて前後輪へのトルクの配分が速くなり、前後輪どちらかが空転したときの脱出が容易になった。
床も重心も高いSUVを操る運転姿勢は、もう少しアップライトでありたい。後席は上体が後傾気味の乗用車的着座姿勢で、この種のクルマには不適切。
実際に目の当たりにしてみると、なかなか使い勝手のよさそうな手ごろなサイズ。上級モデルの『X5』ほど存在感がないと思っていたけれど日本で使うにはこれでじゅうぶん。
さすがはBMW。パッと見、スタイルがジミかと思ったが、乗ったら見事にBMWテイスト。現行レンジローバー、2代目ミニにも感じたことだが、こと“ブランド作り”に関してはつくづく当代随一のメーカーだ。
クルマとしては文句ない。基本的には“視点が高いだけの3シリーズ”みたいな、3シリーズそのものに近いステキな走りをしてくれて、『GT-R』ばりのフルタイム4WDも搭載してる。
SUVでなくSAV。電子制御多板クラッチを使った4WD(日産アテーサE-TSと同方式)。電動パワステやアクティブスタビ、ランフラットタイヤなどなど未消化の新アイテム装着せず。
『X5』は魅力的ながら、日本の道で乗ろうとするとあまりに大きい。ガソリン高騰の折、環境にだってやさしくないイメージ。ひと回りコンパクトな『X3』なら2.5リッターエンジン搭載車だってじゅうぶん元気よく走ってくれる。
BMWジャパンは、17日と18日の2日間、東京都港区・青山の明治神宮 聖徳記念絵画館前に特設スペースを設置し、BMW『X3』の展示、試乗会を開催すると発表した。
BMWがSUVではなく“SAV”(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼ぶ理由が『X3』にひと度乗るだけで誰もが理解できる。
フロントマスクがちょっとアジアンテイスト(?)な『X3』も、走ってみれば見事なまでにBMW。