「モアスペース軽自動車」をコンセプトに進化しつづけてきたダイハツ『タント / タントカスタム』。タントをタントたらしめる最大の特長は、やはり圧倒的な室内空間の広さと、大開口の「ミラクルオープンドア」だ。
2007年に登場した2代目から採用された「ミラクルオープンドア」によって唯一無二の使い勝手を手に入れ、子育て世代の女性を中心としたタント人気を不動のものとした。現行モデルである3代目は、さらに「ミラクルオープンドア」の使い勝手を追求・進化させている。
2015年12月、2016年1月と2か月連続で軽自動車販売ランキングで首位となったダイハツ『タント』/『タントカスタム』。飽くなきスペース効率への追求で、新世代の軽自動車のスタンダードを築き上げた立役者は、今もその進化を止めることを知らない。
『タント』って“優しいママ”のクルマ、というイメージがボクのなかでは強くあった。だから、タントカスタムの取材車両がボクの元へとやってきたときには、一瞬、これがホントにあのタント? と自分の目を疑った。
全国軽自動車協会連合会が発表した1月の軽四輪車通称名別新車販売台数(速報)によると、ダイハツ『タント』が1万5200台(21.8%増)で、2か月連続のトップとなった。