イギリス空軍(RAF=Royal Air Force)は23日から26日の間、日本国内で最新鋭の輸送機である『エアバスA400Mアトラス』を運航した。韓国で行われた航空ショーにあわせて立ち寄ったもので、自衛隊と米軍の基地を訪問している。
防衛省は、2016年度概算要求に計上している、航空自衛隊の新たな空中給油・輸送機として米国政府が提案していたボーイングの「KC-46A」を選定したと発表した。
海上自衛隊は観艦式と、式に伴う予行(体験航海)の開催に合わせ、ヘリコプター搭載型護衛艦の「いずも」を横浜港の大桟橋から発着させた。横浜発着となったことで、みなとみらい地区の特徴的な建物や、ベイブリッジとの競演も楽しむことができた。
アメリカ海軍は10月に横須賀基地へ配備した空母ロナルド・レーガン(CVN-76)を12日に一般公開した。海上自衛隊の観艦式実施に合わせた「フリート・ウィーク」に協賛するもの。空母の公開は珍しく、約1万5000人が訪れた。
陸上自衛隊は東京ビッグサイトで開催中の「危機管理産業展(RISCON)2015」で、82式指揮通信車と高機動車の試乗会を実施している。屋外展示場を軽く1周するのみだが、こうしたイベントに82式指揮通信車を展示し、試乗まで行えるというのは貴重だ。
海上自衛隊・下総航空基地は9月26日に「開設56周年記念行事」を開催した。国産で最新鋭の対潜哨戒機「P-1」が、同基地で行われるイベントとしては初めて地上展示された。P-1は本格的な配備が始まり、航空祭で展示される機会も増えてきた。
千葉県の陸上自衛隊 松戸駐屯地には、1939(昭和14)年にできた“戦前の格納庫”がいまもある。10月3日に行われた一般公開イベントで、旧逓信省 松戸高等航空機乗員養成所 飛行場をルーツとする松戸駐屯地の“飛行場としての名残”を見た。32枚の写真とともにつづる。
10月3日、陸上自衛隊 松戸駐屯地(千葉)が一般に公開され、ここに駐屯する第2高射特科群の03式中距離地対空誘導弾や、煮る・焼く・揚げるといった調理ができる野外炊具1号、河川などの水を飲料水へと浄水する浄水セット車たちが展示された。40枚の写真とともに見ていこう。