アメリカンSUVの最高峰、キャデラック『エスカレード』の正規モデルが日本に導入された。既に並行輸入では市場に出回っているが、あちらこちらと並行ものとは違うので、そのあたりを中心にレポートしよう。
オプション・消費税込みで1177万円。“S”や“RS”でなくとも立派な高級車だ。何の創意工夫もない表現だが、まさにセレブのためのクルマ…実車を目の前にしていると、そんな空気がプンプンと伝わってくる。
T5という5気筒を示す符合を使いながらも4気筒エンジンに変更された『V40クロスカントリー』が登場、試乗の機会を得た。
ランドローバーのラインアップに新たに加わったモデルが『ディスカバリースポーツ』。実質『フリーランダー』の後継モデル(公式アナウンスはないが)ということになる。
試乗車は最新の改良型がベースの特別仕様車「S-Limited」。外観の特別装備は18インチアルミホイール、標準車より大胆なデザインのフロントバンパーなどが目を惹く。ルーフのシャークフィンアンテナも最新型の証だ。
カッコいいクルマだと思う。それはスタイル、走りの楽しさ、雰囲気、上質感などほぼ全方位のレベルが高いから。もちろん、“軽”であることを忘れさせる魅力をこのクルマはもっている。
日本で乗れるディーゼル車のなかで、多くのラインアップを誇るBMW。その代表的モデルともいえる『3シリーズセダン』のディーゼルに乗った。
ガソリン車との外観上の差はごく僅か。左右前ドアと後部のバッジ、それとフロントフォグランプ(試乗車は非装着=ディーラーオプション)が薄型になる程度だ。ランプにブルーのレンズを入れる等のよくある“ハイブリッド感を出しました”的な、無意味な装飾がないのがいい。
いまさら言うまでもないが、トヨタの『MIRAI(ミライ)』は水素を燃料として発電、電気エネルギーを得て走行する燃料電池車。一般ユーザーにも販売する燃料電池車としては世界初のクルマとなる。
2リットル直列4気筒直噴ターボエンジンとAWD、そしてアイシン製8速ATを組み合わせた『V40 クロスカントリー T5 AWD』の試乗インプレをお送りする。
インテリアの★が少ないのは、やっぱり二人乗りは使いにくいから。ついでにトランクも狭いから。
片側3車線以上くらいの、本場のフリーウェイが連想できるような風景の中を走っていると、造作が力強いインパネの意味がわかる。『チェロキー』は今も昔も、人や家族に寄り添う“信頼感を寄せられる道具”なのだと思う瞬間だ。
ホンダでなければ作れない軽のピュアスポーツ。2人の乗員を運ぶためのパッケージングは潔く運動性能のために追及されている。
ともかく未来が現実となった。水素と酸素の化学反応で電気を作り、駆動用モーターを回す。ごく簡単に言うとそうして走る英知の結晶『MIRAI』の姿に、一般公道でもお目にかかれることになった。
昨年暮れにマイナーチェンジを受けた『インプレッサスポーツ』に試乗した。このところCセグメントは魅力あるクルマが揃っているだけに、絶え間ない改良で常に魅力を高め続けるメーカーが増えているが、スバルの考え方も同様のようだ。