今回の試乗車で僕が選んだのはセダンの「25S L Package」という最上級モデルで、エンジンは昨今のマツダ車では主流になった観のあるディーゼルではなく、敢えて2.5リットルのガソリン4気筒エンジンを選んでみた。駆動方式はFWD=前輪駆動である。
もともと『アテンザ』ワゴンはセダンよりホイールベースが80mmも短く、ワゴンながらセダンの上をいくスポーティさだった。果たしてその走りに変化があるかどうか? は、やはり気になるところだった。
マツダ『アテンザ』がマイナーチェンジされた。現行モデルに乗っているユーザーには大変申し訳ないが、そして姿もエンジンも変わっていないが、その内容はフルチェンジに近い大変わり。これからアテンザにしようと思っている人は大いに得をすると思う。
新旧『アテンザ』のマスクを見比べると、なるほど従来型のほうが“若い”。新型はディテールがより練り込まれ、しっとりとした印象。『アクセラ』との距離感も離したように感じる。