7月14日、ヤマハ発動機は電動二輪車『EC-03』を発表した。都内で開かれた記者会見には多くの報道陣が駆けつけ、用意された4台の試乗車に乗って走行感を体験した。筆者も会場で乗ることができたのでレポートする。
コンパクトカーは、小さなハッチバックじゃないといけないって誰かが決めたワケじゃなし。かっこカワイイがトレンドな女子にしてみれば、泥オヤジ臭のしないライトなSUVは、待ってましたのストライクではないかと思われる。
のびやかなデザインがうまいプジョーだが、クルマの名前が三桁から四桁になると、コンパクトにみえるよう、まとめてくるようだ。全幅は1835mmあるというのに、実際に対向車線から向かってくるクルマを見ると、きゅっと小粒なクルマに見える。
1.2リットルの『ゴルフ』。こう聞いてしょっぱい気持ちになったとしたら、それは時代に乗り切れていない証拠。試乗直前の私のことである。
『5シリーズ』のモデルチェンジの動向を気にしている人は大勢いることだろう。
売れているのだろう。最近、都内でもよく見かけるように。若い夫婦も多い。ヒエラルキーがはっきりと定まってしまったセダン系に比べて、X系はまだまだ新しい。そういう意味では、ダウンサイジングにもぴたりとハマるし、入門用新車としてもウケると思う。
運転操作中はそれを意識することはあまりないが、信号待ちなどで停車したときに見上げると、視界の広さや開放感の大きさに驚かされる。このウインドーによる爽快なドライブフィールが『C3』の大きな魅力だ。
『7シリーズ』同様に、カタチは先祖帰りしたなあ、が第一印象だった。7をぎゅっと縮めたようなスタイルだから塊感もあって、ノーズが妙に間延びして見える7よりも安定したカタチである。