25日にトヨタ自動車が発売した新型ワゴン『マークIIブリット』のDVDナビは、前方のカーブ情報などを判断し、シフトダウンするNAVI・AI-SHIFTを5SuperECT=5AT車に設定。
フロントマスクも独自デザインとなっている『マークIIブリット』だが、外板で『マークII』セダンと共通の部品は、フロントスクリーンのガラス、フロントドアではパネルとガラス、サッシュ、リアドアでは下側のパネルのみ、ということだ。
『マークIIブリット』のデザインは、トヨタ自動車第1開発センター第1デザイン部の長谷川和也担当員による、サイドビューの提案から始まったという。スタイリング上の大きな特徴となっている傾斜の強いCピラーは「特にセダンを意識したわけではなく、スポーツ感や力強さ、骨太感を表現したもの」と語る。
今回発表された『マークIIブリット』は、昨年10月の東京モーターショーに出品したものとまったく同じものだ。東京ショーではエアロパーツを装着していたものの、そのエアロパーツについても、今回純正品として発表されたものを使用していた。
トヨタ『マークIIブリット』はマークIIのワゴンだ。先々代はセダン(ハードットプも含む)がモデルチェンジをしても継続された長寿モデルで、先代にあたる『マークIIクオリス』はFFの『カムリ』ワゴンをベースにしていた。なぜこのような変遷をたどったのか。