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株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社⾧:近藤禎人、以下「ジェイテクト」)の第5 世代 低トルク円すいころ軸受LFT-V が、日刊工業新聞社主催2025 年超モノづくり部品大賞においてモビリティー関連部品賞を受賞いたしました。
自動車のトランスミッションやデファレンシャルは、搭載される円すいころ軸受を低トルク化し、エネルギー損失を減らすことで、モビリティの低燃費化を実現します。今回受賞した、第5 世代 低トルク円すいころ軸受LFT-V は、1983 年のLFT(R)※シリーズ開発開始以来、低トルク化に挑み続けてきたジェイテクトの、カーボンニュートラル実現に貢献するソリューションです。
※:LFT は、Low Friction Torque の略で、ジェイテクトの登録商標です。
開発背景
ジェイテクトグループは「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションに基づき、2030 年までに目指す姿としてJTEKT Group 2030 Vision「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を掲げています。このソリューションプロバイダーへの変革のために、既存製品の高付加価値化と新領域へのチャレンジの両軸での企業活動に取り組んでおります。
本製品は、自動車の燃費向上を実現し、CO2 排出量の削減によるカーボンニュートラル達成への一助となるソリューションです。シリーズ開発開始以来の絶え間ない改善で、シリーズ1の低トルクかつ最軽量を実現しました。
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第5 世代 低トルク円すいころ軸受LFT-V について
ジェイテクトは、自動車のトランスミッションやデファレンシャルのピニオン支持などに使用される低トルク円すいころ軸受LFT(R)を1983 年に開発しました。その後も内外輪軌道に特殊クラウニング形状化や、軸受内部に流入する潤滑油量を抑制したりするなど改善を重ねお客様の低トルクニーズへお応えしてきました。そして2020 年に開発したシリーズ最新のLFT-V は、樹脂保持器形状の最適化で潤滑油の流入量を最適に制御することで、損失トルク過去最少を達成しています。加えて低昇温性の向上、さらにはシリーズ最軽量も実現し、LFT(R)シリーズでNo,1 の低トルク性能を誇り、モビリティ社会に一層のソリューションを提供する軸受となりました。
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超モノづくり部品大賞について
超モノづくり部品大賞は、日本のモノづくりの競争力向上を支援するため、産業・社会の発展に貢献する「縁の下の力持ち」的存在の部品・部材を対象に表彰を行っています。2003 年に創設され、2008 年に「モノづくり部品大賞」から現名称に変更となり、今回で22 回目を迎えました。現在は、「機械・ロボット」「電気・電子」「モビリティー関連」「環境・資源・エネルギー関連」「健康福祉・バイオ・医療機器」「生活・社会課題ソリューション関連」の6 分野を表彰対象としています。
ご参考
2020 年5 月27 日プレスリリース
(LFT(R)シリーズ)第5 世代 低トルク円すいころ軸受LFT-V の開発
https://www.jtekt.co.jp/news/2020/001215.html
2024 年9 月25 日プレスリリース
低トルク円すいころ軸受LFT-V の量産開始~いすゞ自動車の新型「MU-X」に採用~
https://www.jtekt.co.jp/news/2024/004097.html
プレスリリース提供:PR TIMES
