公開シンポジウム「SNSとAI時代に、いかに安全情報を届けるか 」11/27(木)



~チャイルドシートの使用実態と情報発信の課題~

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202511038313-O1-WG289PIF

インターネットの普及により、交通安全に関する情報の伝え方は大きく変わった。これまで官公庁や自動車メーカーは情報を発信すればテレビや新聞・雑誌がわかりやすく広めていたものから、官公庁や自動車メーカーなどの一次情報発信者が自分たちのサイトを持ち、自ら発信できるようになった。しかし、これにより閲覧数を上げることが求められ、苦慮しているように見える。さらに、情報伝達の形も、以前はテレビや新聞・雑誌を見ていれば、なにげなく目にする「プッシュ型」だったが、昨今のSNSの浸透により、自分の好きな情報だけを選ぶ「プル型」へと移り、必要な情報が必要な人に届かなくなっている。

 

交通安全に関する情報は、正しく届けなければ、誰もが加害者にも被害者にもなり得る。今回はチャイルドシートを例に、使用実態や保護者の情報の取り方について実施した一万人規模のアンケート結果を報告するとともに、すでに到来しているAI時代にいかに情報を届け、行動変容をうながすかについての提言を行い、子どもたちを守る環境づくりに貢献したい。

開催日:2025年11月27日(木)16:00~17:30

 

開催形態:会場開催 & リアルタイムオンライン配信(Zoomウェビナー)

 

会場: 東京都港区芝大門1丁目1-30 芝NBFタワー1階 日本自動車会館 くるまプラザ内第1~3会議室

 

参加費: 無料

 

申込み:こちらからお申込み下さい (申込期限:11/25)

 

【プログラム】

16:00 開会挨拶

 (公財)国際交通安全学会(IATSS)  2502Aプロジェクトリーダー 

   モータージャーナリスト 岩貞るみこ

 

16:10~17:00 シンポジスト講演

「ジュニアシート使用状況調査結果報告」

 第一生命経済研究所 常務取締役 首席研究員 宮木由貴子 

「安全情報はネコと争ってはいけない」

 モータージャーナリスト 岩貞るみこ

「CRS使用率向上に向けたJAFの取組み」

 JAF交通環境部調査研究課 課長 丹野祥孝

「CRS使用率向上のための行動変容をいかにうながすか」

 東北公益文科大学 学長・教授 神田直弥

 

17:00~17:25 パネルディスカッション

コーディネーター

 モータージャーナリスト 岩貞 るみこ

パネラー

 第一生命経済研究所 常務取締役 首席研究員 宮木由貴子

 JAF交通環境部調査研究課 課長 丹野祥孝

 東北公益文科大学 学長・教授 神田直弥

 

17:25閉会挨拶

 国際交通安全学会 専務理事 河合信之

 

■主催:(公財)国際交通安全学会(IATSS) 2502Aプロジェクト

 

■後援:内閣府、警察庁、公益財団法人 交通事故総合分析センター(ITARDA)、一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)