クックビズ、函館市の「有限会社マルヒロ太田食品」の株式を取得



〜 フードバリューチェーンの各領域への投資を推進し、収益性向上と競争力強化を図る 〜

2025年7月30日
クックビズ株式会社

飲食・フード産業特化の人材サービスを提供するクックビズ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:藪ノ 賢次、以下「当社」)はこの度、有限会社マルヒロ太田食品(本社:北海道函館市、以下「マルヒロ太田食品」)の株式を取得し連結子会社化する決議をいたしましたので、お知らせいたします。

 

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■株式の取得の理由

当社は、コーポレートミッションに「食」は「人」、コーポレートビジョンに「Empower the Food People」を掲げ、食産業の発展のために最も重要な「人」を起点に築いてきた事業をさらに成長させつつ、「人」ビジネスを礎とする事業の多角化を進め、新たな事業領域に挑戦し、積極的な投資を通じて事業規模を拡大させてまいりました。投資事業においては、主にフードバリューチェーン(生産、加工、流通および販売)の各領域を投資対象とし、食ビジネスの持続的可能性の向上を目指しております。

有限会社マルヒロ太田食品は北海道函館市を拠点とし、道産のジャガイモを使用したコロッケ等の製造販売に係る事業を展開しております。独自製法にこだわった自社ブランドのオリジナル商品を開発するとともに、国内百貨店の催事販売を中心に、近年では米国等の海外においても物産展へ定期的に出店するなど販売ネットワークの拡充を推進しています。

今回の株式取得により、マルヒロ太田食品が保有する商品ブランドおよび販売ネットワークを当社グループの既存事業に組み合わせることで、更なる事業成長と企業価値の向上に資すると判断いたしました。

また、当社グループ全体においてもフードバリューチェーンの各領域への投資を推進することにより、より一層の収益性の向上や競争力の強化に資するものと判断したことから、株式取得を行うことといたしました。

 

■マルヒロ太田食品の概要

1992年創業、北海道産の男爵イモを使用した手作りコロッケ等の惣菜メーカーです。カニ・エビ・ホタテなどの海産物を旨味ごとジャガイモで包み込んだ「まるごとコロッケ」シリーズを主力に、全国各地の物産展での販売を主な目的とした商品を続々と生み出し、北海道ならではの商品を販売しています。

アメリカ本土・ハワイとマレーシア・シンガポール等の海外でも物産展に定期的に出展しており、今後は更なるグローバル展開も視野に入れております。

 

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主な製品

・家庭用食品(一部)

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・物産展用食品(一部)

 

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■マルヒロ太田食品

[会社名]有限会社マルヒロ太田食品

[本社]北海道函館市広野町4番8号[代表者]代表取締役 太田 博

[設立年月日]1992年4月23日

[事業内容]食品製造販売(惣菜)

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■今後の展開について
当社は祖業であるHR事業の持続的成長とともに、食分野の発展に寄与する企業への投資を軸とし、事業統合や経営資源の最適化を実現するロールアップ型のM&A戦略を推進し、食ビジネスの持続可能性の向上を目指しております。

 

この度、クックビズの投資事業として、北海道函館市において2社目となる「マルヒロ太田食品」の株式を取得いたしました。1社目である「きゅういち」では、ECサイトの運営、ふるさと納税、飲食店向けマーケティングに注力し、函館の魅力を全国に届けております。今回取得したマルヒロ太田食品は、長年にわたり全国各地の物産展を通じて販売網を築いており、全国のお客様とつながる販路を大切に作り上げてきました。

この2社による連携を通じて、より多面的に函館市の魅力を発信し、地域の食産業の価値向上に貢献してまいります。

 

中長期的には、飲食店や食関連サービス業などの三次産業だけでなく、より上流の一次・二次産業など、食のバリューチェーン全般を対象として食ビジネス全体の付加価値や業務生産性の向上に寄与していきたいと考えています。