鄂州花湖空港が中国の航空貨物ハブに:国際貨物・郵便の取扱量は261%増加



 

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AsiaNet 200985

 

【鄂州(中国)2025年8月21日新華社=共同通信JBN】2025年7月17日、開港から3年となる鄂州花湖国際空港は、中国の重要な貨物ハブ空港としての地位を確立しました。Hubei International Logistics Airport Co., Ltd.のデータによると、2025年上半期、国際貨物・郵便の取扱量は24万9000トン(前年比261%増)に達し、国際便と地域便は約6500便(前年比333%増)が運航されました。7月17日時点で、6万便以上の貨物便が運航され、貨物・郵便の取扱量は200万トンを超えました。

 

▽広範なグローバルネットワーク

 

花湖空港は45の国際・地域貨物路線を開設しており、中国中部でトップの地位を占めています。また、54都市を結ぶ59の国内貨物路線を運航しており、すべての省級行政区を網羅し、全国トップの路線数を誇ります。一晩で国内の目的地へ、2日で海外の目的地へ商品を配送するこの空港は、真にAir Silk Road(空のシルクロード)の重要な施設です。初の海外倉庫がミラノに開設され、16の外国航空会社(アトラス、エティハド、マースクなど)が拠点を構えています。

 

▽比類のない効率

 

空港の卓越した立地により、中国の全経済圏の90%に1時間半以内で、世界の主要経済圏に8時間以内でアクセスが可能です。この強みは、高付加価値商品や時間的制約のある商品の迅速な配送を効果的に支えています。上海のYangさんは、故郷から蓮の実と揚げ菓子を朝露とともに翌日受け取り、「ライチ航路」は真夏の時期に毎日200万個の新鮮な果物を全国に運び、季節の美味(さくらんぼ、ヤマモモ、輸入ドリアンなど)が瞬く間に消費者の食卓に届きます。

 

▽強力な産業推進力

 

空港の力強い貨物輸送能力は、周辺地域の産業発展を大きく牽引しています。Ezhou Airport Comprehensive Bonded Zone(Cross-border E-commerce Comprehensive Pilot Zone)(鄂州空港総合保税区、越境eコマース総合試験区)は2カ月前に発足し、その産業パークはすでに46の企業と契約を締結し、140社が登録されています。過去3年間で、空港周辺にはそれぞれ1億元を超える価値を持つプロジェクトが225件誘致されました。現在、25件の先端製造プロジェクト(Inframat Nano MaterialsやDemark Semiconductorなど)の建設が順調に進んでいます。バイオ医薬品企業は国際的なサプライチェーンセンターの構築に注力しています。Zhongshi(Hubei)International Logistics Co., Ltd.は2億元を投じて国際貨物ステーションの建設を進めています。

 

画像説明1:鄂州-ムンバイ間の定期貨物便が出発

 

画像説明2:花湖空港、ボストン産ロブスターを輸送

 

画像説明3:花湖空港は100番目の貨物路線開通をウオーターサルートで祝福

 

画像説明4:インディゴ(IndiGo Airlines)が花湖空港での運航を開始

 

ソース:Hubei International Logistics Airport Co., Ltd.