中立系の大家向け教育団体・東京大家塾、更地から完成まで一貫して見学する体験型講座を実施 賃貸経営の勉強会も併催


東京大家塾合同会社(本社:東京都目黒区、代表:大友哲哉)は、2026年6月28日(日)、神奈川県藤沢市において、屋上テラス付き新築アパートの完成見学会と賃貸経営の勉強会を開催した。会員の不動産オーナーや、これから賃貸経営に取り組む会社員など12名が参加した。

見学対象は、湘南台駅から徒歩約10分に立地する木造2階建て・全6戸の新築アパート。敷地面積127.00m2、延床面積131.42m2で、準耐火建築物として計画され、屋上にはテラスを備える。さらに、賃貸住宅では導入例の少ない床暖房を採用している点も特徴となっている。

同物件は2026年1月の更地の状態から、基礎工事、上棟を経て今回の完成に至ったもので、東京大家塾は建築の各段階を継続的に見学する体験型プロジェクトとして企画してきた。引き渡しを間近に控えた室内で、参加者は図面や事業計画の数字だけでは分かりにくい空間のボリュームや、街並みとの調和を確認した。なお、見学先の物件は株式会社ZIRITZ(担当:田部誠氏)の協力により提供を受けた。

現地見学の後は、近隣の会議室に移動し、賃貸経営の勉強会を実施した。株式会社ZIRITZの協力企業であるフィールドマネジメント株式会社の幡山和登・取締役部長が登壇し、当日見学した建物を題材に、リクルートが運営するSUUMOリサーチセンターの調査「賃貸居住者の生活実態と設備・サービスに対する切望度に関する調査 2025年度」((株)リクルート調べ)などの客観的なデータをもとに、入居者が求める設備・サービスの傾向や、需要が落ち込む時期の空室対策を解説した。参加者は、調査データが示す入居者の設備志向と、床暖房を備えた実際の物件とを照らし合わせながら理解を深めた。個人の経験則ではなく事実データを重視する点が、本勉強会の特徴となっている。

勉強会では、学んだ内容を参加者が実務にそのまま活かせるよう、3種類のツールを配布した。管理会社にそのまま提示できる「ルール通達文テンプレート」、簡単な質問に答えることで賃貸経営の収支状態を点検できる「見えないお金の漏れ簡易診断」、法人化を活用した資産運用の考え方を解説する限定動画「個人の所得を守り未来の資産を育てる『法人』の静かな運用戦略」の3点である。いずれも賃貸経営の運営負担の軽減や、中長期の資産形成の検討に役立つ実務的な内容となっている。

東京大家塾は、2006年10月から不動産オーナー向けの勉強会を毎月開催し、2016年に法人化した学習組織である。物件提供やセミナー登壇に協力する企業から紹介手数料や成功報酬を受け取らない運営方針をとっており、これにより、参加者は業者側の販売意図から距離を置いた立場で物件や手法を検討できる。今回のように建築現場を段階的に見学し、専門家による勉強会を組み合わせるプログラムを継続的に開催している。

(物件概要)

所在:神奈川県藤沢市円行地区(湘南台駅から徒歩約10分)
構造・規模:木造2階建て(準耐火建築物)、屋上テラス付き
敷地面積:127.00m2/建築面積:62.38m2/延床面積:131.42m2
戸数:全6戸(1階3戸・2階3戸)
主な設備:床暖房(賃貸住宅では採用例が少ない)
物件提供:株式会社ZIRITZ

(会社概要)

名称:東京大家塾合同会社
代表者:大友哲哉
設立:2016年12月15日(2006年10月より毎月の勉強会を開催)
所在地:東京都目黒区目黒1-4-16 7F
事業内容:不動産オーナー向け学習コミュニティの運営、セミナー・動画・メールマガジンによる情報発信、個別コンサルティング
URL:https://ooyajuku.com/