『458イタリア』は、『F430』の後継に当たるフェラーリ伝統のV8ベルリネッタ。新開発のV8は4499ccの排気量から、最大出力 570ps/9000rpm、最大トルク55.1kgm/6000rpmを発生する。
セアトは『レオン』のスポーツグレード「クプラ」に最強の「R」モデルを設定、初公開した。265psのターボエンジンを搭載し、セアトの歴史において、最もパワフルなモデルとなる。
『LF-Chコンセプト』は、主に欧州プレミアムコンパクトセグメントをターゲットに開発された、レクサス初の5ドアハッチバック車。パワートレインはフルハイブリッドを搭載する。
アウディ『eトロン』は『R8』をベースにしたEVで、前後に4つ搭載するモーターは、最大459kgmという圧倒的な出力を誇る。
ベントレーの新たなるフラッグシップとして登場した『ミュルザンヌ』。車名はルマンレースの行われるフランス・サルトサーキットのコーナー名に由来。そのデザインはベントレー創世期の1930年に登場した名車『8リッター』がモチーフとなっている。
アストンマーチン『ラピード』は、477psを発揮する6.0リットルV12エンジンを搭載したエレガントな4ドアスポーツカー。2006年1月のデトロイトモーターショーで発表された『ラピードコンセプト』の市販バージョンだ。
『RCZハイブリッド4』は、今回のフランクフルトショーでプジョーが2010年春の市販を発表した2ドアクーペ「RCZ」の、ディーゼルハイブリッドコンセプトだ。外観はRCZと共通で、「ダブルバブル」と呼ばれるなだらかな弧を描くルーフが特徴。
メルセデスベンツ『ブルーゼロE-CELLプラス』は、家庭用電源から充電できるプラグインハイブリッド車の先行量産モデル。最大約100kmをモーターだけで走行し、充電専用のエンジンを使用することで、約600kmの航続を可能としている。
スバルは、フランクフルトショーで『レガシィ』と『アウトバック』を出展。欧州ではガソリンエンジンのほか、昨年量産乗用車用としては世界初導入となった水平対向ディーゼルエンジン「スバル・ボクサー・ディーゼル」をラインナップする。
マツダ『MX-5スーパーライトバージョン』は「ロードスター」(欧州名:『MX-5』)の誕生20周年を記念して製作されたコンセプトカー。ロードスターの持ち味である軽量さを、徹底追求したモデルだ。
BMWは未来のスポーツカー像の提案として、ターボディーゼルエンジンに2個のモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車『ヴィジョンエフィシエントダイナミクス』を発表した。
『レヴォルテ』は、シトロエンの名車として有名な『2CV』(1948 - 90年)のモチーフを取り入れながら、未来の小型高級車を提案したコンセプトカー。大きく張り出したホイールアーチ、ルーフからつながる彫りの深いサイドラインなどに、その特徴が見て取れる。
ランボルギーニ『レヴェントンロードスター』は、2007年に限定20台で販売された「レヴェントン」のオープンモデル。戦闘機をイメージしたデザインの複合カーボンファイバー製ボディは、他には無い強烈なインパクトを見る者に与える。
『ixメトロ』は、韓国のヒュンダイグローバルデザインセンターが手がけた、5作目のコンセプトカー。発進時のみエンジンをアシストするスターターモーターを備えた、いわゆるマイルドハイブリッドカーだ。
メルセデスベンツの新型『SLS AMG』は、名車とされる1954年の『300SL』を現代の最新技術で蘇らせたスポーツカー。特徴的なガルウィングドアは300SLから継承された。0-100km/hは加速3.8秒、最高速317km/hと走行性能も一級品だ。