新型のホンダ『アコード』はハイブリッド(とリース限定のプラグインハイブリッド)のみの設定で発売された。しかし、その魅力はハイブリッドというワクを超えたものだった。
北米市場には投入済みだった第9世代の『アコード』。国内仕様は、JC08モード30.0km/リットルを打ち出すハイブリッド専用車としての登場となった。
ハイブリッドに期待するものは、燃費だろう。もしくは静けさとか。クリーンなイメージで、環境に気遣う自分を演出する材料として重宝することもある。そういう意味では、レクサス『IS』のハイブリッドは最悪である。
5月にアメリカIIHS(ハイウェイ安全保険協会)の2013年安全評価で、最高評価「トップセーフティビッグ+」獲得…の発表があった『フォレスター』。スバルにとって同評価の獲得は『レガシィ』『アウトバック』についで3車種目となる。
軽自動車の広さ競争とともに激化している燃費競争。その最後発、後だしジャンケンで負けるわけにはいかないと登場した『eKワゴン』は、当然トップ記録である。
兎にも角にも凄いのは、「30km/リッター」という燃費データ。辛く見積もって「実燃費はその6割ほど」と計算してもそれは、18km/リッター相当だから、199psというシステム出力の持ち主としては、まさに“驚愕の低燃費”だ。
最新要素技術を“SKYACTIV”と総称し、打ち出し中のマツダ。マイナーチェンジしたビアンテも、走りの要のエンジン、ミッションを一新して登場してきた。
モーター出力がわずかに10kW、13.6ps分しかないゆえ、「それだけでスタート」というのは事実上不可能。また、エンジン走行中にそんなモーター分が上乗せをされても、やはり出力がごくわずかなので、それによる“ブースト感”もごく限定的だ。
HV登場直前のタイミングで、ベースのガソリン車の実力を再確認する試乗のチャンスを得た。HVプロトタイプの記憶に照らし、試乗したのは、ガソリン車ではトップグレードの『XV 2.0i-L EyeSight』だ。
加速のパフォーマンス不足が指摘されるに違いない米国市場では敢えて発売を見送り、ディーゼル信奉の強い欧州市場に向けては、ライバルである“ジャーマン3”のディーゼル作品を圧倒するわずか99g/kmという“2桁CO2”。際立つエコ性能をアピールする
ボディ色が個性的でセンスがいい…と思いカタログで確認すると、全7色中5色がカスタム専用色。軽自動車としては、なかなか贅沢な設定だ。
“Excellent K-car”の頭文字を「いい軽」と語呂合わせした三菱『ekワゴン』のネーミングはなかなかだと思う。
三菱『eKワゴン』にはエアロ&スポーティー仕様も用意される。そのネーミングは先代の『eKスポーツ』ではなく、『eKカスタム』となった。
三菱自動車と日産自動車の合弁会社NMKVが企画・開発した軽自動車第1弾ということで、とっても気になっていた『eKワゴン』。
特別仕様車ながら、最新の本カタログにもラインアップされる“現行車”。10mmローダウン。専用のアイライン付きヘッドランプや黒塗りのグリル、18インチホイール、チンスポイラー、オプションのガラスルーフも備え精悍なルックスだ。