中国・北京モーターショー2024(Auto China 2024)が4月25日から5月4日までの会期で開催された。
北京モーターショー2024(Auto China 2024)が4月25日から5月4日までの会期で開催された。今回はコロナ禍の影響で4年ぶりの開催となったが、電動化大国ということもあり各社がこぞって先端技術や新型車両を展示している。また、中国の地場系ブランドのトップ陣が、それぞれ互いのブース(展示スペース)を見学し合う光景も見られ、最新技術を他社に先駆け実装化していく方向性を感じることができた。
11月17日から26日の会期で開催中の広州モーターショー(第21回 広州国際自動車展)。中国EVではSDV(Software Defined Vehicle)、智能化の進化も著しく、見逃せないトピックだ。本記事ではそのような観点で、注目の新型車を取り上げる。
広州モーターショー(第21回 広州国際自動車展)が11月17日に開幕した。年内最後の中国大型モーターショーとして、初披露の新型車だけでなく、次年に向けた市販化が間近な車種の発表が多いのが特徴だ。
BYD初の高級ブランドである「仰望」(YangWang)事業部は、上海モーターショー2023において初めてのオフラインイベント出展を果たし、その車両を披露した。
日産自動車は、上海モーターショー2023にて、中国初公開のコンセプトカー『Max-Out』や中国市場向けに開発されたSUVコンセプト『アリゾン』、中国市場専用のSUV『パスファインダー コンセプト』、新型SUV『キャシュカイ』などを発表した。
ホンダは、上海モーターショー2023に出展。青山真二副社長はプレスカンファレンスにて「ホンダは中国市場において、2輪、4輪、汎用動力製品などの全ての分野で電動化を加速させる」と延べ、2035年までにEVの販売比率を100%実現するとしている。
中国の新興BEVブランド NIO(蔚来)は、上海モーターショー2023にて、新型『ES6』、2023年アップグレード版の『ET7』、間もなく納車が開始される『EC7』など、市販モデルを中心に訴求した。
上海モーターショー2023にて、BYDとメルセデスベンツグループの合弁(当時のダイムラー、BYD-Daimler)の「デンツァ」(DENZA、騰勢)がハイエンドブランドとして出展。ブースでは、主力モデルの『D9』『N7』と、技術展示を行っている。
VWブランドはBEV車種のラインナップを増やし、電動化へと移行しつつあるが、同時にガソリン車も性能を高めて、継続的に訴求している。ブースでは、ID.ファミリーの新型BEVフラッグシップモデル『ID.7 VIZZION』や新型モデル『タル(Tharu)』などの計25車種を展示した。