シトロエンという自動車メーカーは昔から自動車を単なる鉄の塊とは捉えず、人間味のある姿形、そして動きをさせるのが得意だった。
去る7月23日、BMWは昨今のディーゼル問題に関して声明を発表した。曰く、「排ガスに対して適切な処理がされていないという非難に対し断固否定する」というもので、メーカーがこうした声明を出すのはドイツのメーカーでは初めてだ。
アウディSUV系モデルレンジのボトムエンドに位置する『Q2』。前回1.4リットル版を試乗した時にも話したが、骨格のベースは『A3』である。一方でエンジンベースは『A1』で、今回は前回乗れなかった1.0リットルをお借りして乗ってみた。
多くの試乗記は、試乗会で短時間試してみるか、あるいは雑誌媒体などでは通常、箱根あたりまで往復してそのクルマを評価する。
ちょっと気の利いたキャッチをつけようとあれこれ考えてみたものの、全く良いのが浮かばず、ベタに4ドアスポーツとしたが、これ、本当に下手なスポーツカーなら楽々カモれる実力を備えた4ドアセダンである。
はっきり言おう。何とも悩ましいクルマであった。1週間で350km弱を走行した。ほとんど町内回り使用で、高速は全体の2割ほど。VW『up!』の話である。
今年で誕生20年の節目を迎えたトヨタ『ハリアー』。現行モデルが登場したのは2013年で、この世代からそれまでの『カムリ』ベースではなくて『RAV4』ベースに変わった。
SX4は『スイフト』をベースにイタルデザインのボディをデザインした、SUVとハッチバックのクロスオーバー的モデル。これに対して新しいSX4 S-クロスは、『エスクード』と共用のプラットフォームを使った完全なるSUVである。
生産調整やら発売時期などの関係で、最近のスバルの試乗会はナンバーが付く前に開催されることがほとんどになった。今回も例に盛れず、リニュアルされた『レヴォーグ』の試乗はクローズドコースでの開催である。
デビュー当初に乗せてもらったのは、ガソリン仕様の2リットルエンジン搭載車。あれから『X1』には試乗していなかった。今回はディーゼル仕様の「xDrive」(4WD)である。