東海道新幹線の架線切断は長いハンガが遠因…共振による金属疲労で折れる 1枚目の写真・画像

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約7割の区間が高速ヘビーシンプル架線となっている東海道新幹線。
《写真提供 写真AC》 約7割の区間が高速ヘビーシンプル架線となっている東海道新幹線。
高速ヘビーシンプル架線と従来の架線(ヘビーコンパウンド架線)の違い。高速ヘビーシンプル架線では架線1本分が省略されるため、トロリ線を吊るハンガ(縦線の部分)が長くなる傾向があり、それが共振現象により折損に繋がり、ちょう架線の断線を招いたとされている。
《資料提供 東海旅客鉄道》 高速ヘビーシンプル架線と従来の架線(ヘビーコンパウンド架線)の違い。高速ヘビーシンプル架線では架線1本分が省略されるため、トロリ線を吊るハンガ(縦線の部分)が長くなる傾向があり、それが共振現象により折損に繋がり、ちょう架線の断線を招いたとされている。
断線の概要。
《資料提供 東海旅客鉄道》 断線の概要。
推定されたハンガの折損により停電に至ったメカニズム。
《資料提供 東海旅客鉄道》 推定されたハンガの折損により停電に至ったメカニズム。
断線したちょう架線(左)。右は通常の状態。
《資料提供 東海旅客鉄道》 断線したちょう架線(左)。右は通常の状態。
ハンガ折損のメカニズム。
《資料提供 東海旅客鉄道》 ハンガ折損のメカニズム。
ハンガ折損回避の恒久対策として長さを短縮する方法が採られる。
《資料提供 東海旅客鉄道》 ハンガ折損回避の恒久対策として長さを短縮する方法が採られる。

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