幻の鉄路「広浜鉄道今福線」、観光活用策考えるシンポ開催 3枚目の写真・画像

鉄道 行政
島根県立大学浜田キャンパスで行われた「広浜鉄道今福線」のシンポジウムの様子。約200人が参加した。
《撮影 草町義和》 島根県立大学浜田キャンパスで行われた「広浜鉄道今福線」のシンポジウムの様子。約200人が参加した。
広浜鉄道は島根県側の三段峡~石見今福~下府・浜田間(赤・青)が開業することなく「幻の鉄路」に。広島県側の横川~三段峡間は開業したが、このうち可部~三段峡間(緑)が既に廃止されている。
《作図 草町義和》 広浜鉄道は島根県側の三段峡~石見今福~下府・浜田間(赤・青)が開業することなく「幻の鉄路」に。広島県側の横川~三段峡間は開業したが、このうち可部~三段峡間(緑)が既に廃止されている。
今福線は戦前に今福~下府間(青)が着工したが、戦争の影響で中止。戦後はルートを変更(赤)して再着工したが、こちらも国鉄の経営悪化を受けて中止された。
《作図 草町義和》 今福線は戦前に今福~下府間(青)が着工したが、戦争の影響で中止。戦後はルートを変更(赤)して再着工したが、こちらも国鉄の経営悪化を受けて中止された。
旧線に残るコンクリートアーチ橋。土木学会が選奨土木遺産に認定したのを機に、遺構の観光活用が考えられるようになった。
《撮影 草町義和》 旧線に残るコンクリートアーチ橋。土木学会が選奨土木遺産に認定したのを機に、遺構の観光活用が考えられるようになった。
鉄道ライターの森口さんは、「(戦前と戦後の鉄道施設を)両方見ることができるのが今福線の魅力」などと語った。
《撮影 草町義和》 鉄道ライターの森口さんは、「(戦前と戦後の鉄道施設を)両方見ることができるのが今福線の魅力」などと語った。
産業観光アドバイザーの赤澤さんは「新たな観光施設を作る必要はない。今そこにあるものを生かすのが大事」などと語った。
《撮影 草町義和》 産業観光アドバイザーの赤澤さんは「新たな観光施設を作る必要はない。今そこにあるものを生かすのが大事」などと語った。
石本さんは今福線の「案内人」として活動。今後は後継者の育成にも力を入れていくという。
《撮影 草町義和》 石本さんは今福線の「案内人」として活動。今後は後継者の育成にも力を入れていくという。
浜田市の久保田市長は「市としてもできる限りのことをやっていく」などと話した。
《撮影 草町義和》 浜田市の久保田市長は「市としてもできる限りのことをやっていく」などと話した。

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