ローデ・シュワルツ、幅広いベンチ測定に対応するDC電源ファミリーの新製品初公開へ…electronica 2026

・ローデ・シュワルツは2026年11月10日から13日にミュンヘンで開催されるエレクトロニカ2026のホールA4・ブース307に出展する。

・衛星・レーダーテスト、パワーエレクトロニクス、EMC試験、量子研究など幅広い分野のライブデモを実施する。

・新製品のハンドヘルド型コンビネーション・アナライザやFSWXシグナル・スペクトラム・アナライザなどを初公開する。

Rohde & Schwarzは、electronica 2026に「日常から特別な領域まで」をモットーに出展
  • Rohde & Schwarzは、electronica 2026に「日常から特別な領域まで」をモットーに出展

テスト・計測機器の専門メーカーであるローデ・シュワルツは、2026年11月10日から13日にドイツ・ミュンヘンで開催される「エレクトロニカ2026(electronica 2026)」に出展する。

会場はホールA4のブース307で、テーマは「日常から特別な領域まで」。開発者や電子機器エンジニア、テストの専門家に向けて、日常的なラボ作業から高度な測定課題まで対応する幅広いソリューションのライブデモを実施する。

■新製品を初公開

日常的な用途向けには、スペクトラム解析、リアルタイムスペクトラム解析(RTSA)、ベクトル・ネットワーク解析(VNA)、パワーメーター測定を1台に統合した新しいハンドヘルド型コンビネーション・アナライザを紹介する。フィールドでの使用を想定したポータブルな測定器だ。

また、最大5つの独立チャンネルを備えたDC電源ファミリーの新製品「R&S HMP5050」も初公開する。

高度なアプリケーション向けには、革新的なマルチチャネル機能と高感度・広いダイナミックレンジを備えた「FSWXシグナル・スペクトラム・アナライザ」を展示する。

■航空宇宙・衛星テスト

低軌道衛星リンクとフェーズドアレイのビームステアリングを対象に、ロボットアームで衛星の動きを再現するテストベッドを紹介する。オールインワン型シグナリングテスタ「CMX500」を使った5G非地上系ネットワーク(NR-NTN)テストや、「AREG800A車載レーダーエコージェネレーター」を用いた6G ISACにおけるドローン検知向けマイクロドップラーシミュレーションも披露する。

■電子機器・パワーエレクトロニクスのテスト

ZES ZimmerのLMG600シリーズ電力アナライザによる電動ドライブトレインの効率測定、MXOオシロスコープによる三相電力解析などを実施する。また、「MXO AI Connect」により、AIエージェントが自然言語でオシロスコープを制御・支援する機能も紹介する。R&S ZNB3000ベクトル・ネットワーク・アナライザを使った最大54 GHzの高速デジタルインターフェーステストも展示する。

■RF・マイクロ波テスト

R&S FSWP位相雑音アナライザと周波数エクステンダーを使用した最大170 GHzの位相雑音測定や、KaバンドにおけるR&S ZNAベクトル・ネットワーク・アナライザと新しいR&S SAM200システムアンプを組み合わせた高出力アンプの特性評価デモを行う。

■EMC適合性試験・量子研究・生産テスト

EMC分野では、R&S ESW EMIテストレシーバーによる超高速適合性試験と、R&S ELEKTRAソフトウェアによる自動EMCテストを紹介する。

量子研究分野では、グループ会社のチューリッヒ・インストゥルメンツが、単一量子ビットから1000量子ビットまで拡張可能な量子コンピューティング制御システムなどを展示する。

生産・製造分野では、テレマティクス制御ユニットやワイヤレスバッテリーマネジメントシステムの製造テスト、電子機器製造サービス(EMS)の紹介も行う。

ローデ・シュワルツは1933年にドイツ・ミュンヘンで設立された電子計測・技術システム・サイバーセキュリティ分野のテクノロジー企業。日本法人のローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社は2003年に設立され、自動車、ワイヤレスコミュニケーション、エレクトロニクス、航空防衛など幅広い分野で事業を展開している。

《森脇稔》

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