サニー技研は、11月18~20日にパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2026」に出展する。次世代モビリティを支える車載通信・評価・セキュリティをテーマに、通信デモや車載ECUの開発・評価を支援するツールを紹介する。
車載Ethernet「10BASE-T1S」の通信デモでは、PC、ラズベリーパイ、マイコンボードを1対のツイストペアケーブルで接続し、複数の組込み機器によるマルチドロップ通信を実演する。10BASE-T1Sは、SDV(ソフトウェア定義車両)やゾーンアーキテクチャの進展に伴い、センサーやアクチュエーターなどのエッジECUを接続する通信方式のひとつとして期待されている。
車載ECUの開発・評価を支援する通信アナライザ「MicroPeckerX」は、信号の監視・可視化機能を強化した。CAN/CAN FDおよびLIN通信のデータを信号単位で表示し、グラフや各種モニターで動作を確認できる。
CAN/LIN通信の評価環境を無線化するツール「AirPecker」も参考出展する予定だ。タブレットやPCを活用し、通信ケーブルの制約を減らした評価環境を提案する。
研究開発中の「CANセキュリティ診断装置」も参考出展する。車載CAN通信への攻撃再現や脆弱性診断の効率化をめざす技術だ。インシデントデータベース、リアルタイム診断技術、診断アルゴリズムの分析支援技術を組み合わせ、診断機能を1つの装置に統合することをめざしている。この研究は、中小企業庁の「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」に採択され、サニー技研と名古屋大学が連携して取り組んでいる。






