AIが見積を自動作成・学習する製造業向けシステム、匠技研工業が出展へ…モノづくりフェア2026 in福岡

AIが見積を自動作成・学習する製造業向けシステム、匠技研工業が出展へ…モノづくりフェア2026 in福岡
  • AIが見積を自動作成・学習する製造業向けシステム、匠技研工業が出展へ…モノづくりフェア2026 in福岡

製造業に特化したAI基幹システム・AIエージェント「匠フォース」を提供する匠技研工業は、2026年10月14日(水)から16日(金)までマリンメッセ福岡で開催される「モノづくりフェア2026」に出展する。

■ AIと人が協働して見積をつくる

製造業の見積業務は、図面や仕様をもとに材料の選定から原価積算、利益の見極めまで、多くの専門的な判断を必要とする仕事だ。その多くは限られた熟練者の経験に支えられており、蓄積された判断やノウハウが個人にとどまりがちで、次の見積に活かしにくいという課題がある。

担当者によって見積金額が変わる、担当者が現場を離れると知見を引き継ぎにくいといった「属人化」も問題となっている。近年は材料費の高騰や賃上げもあり、適正な見積を作成することの重要性はこれまで以上に高まっている。

匠フォース AIエージェントは、AIと人が協働して見積をつくる新しい業務体験を提供する。AIが過去の実績データをもとに材料費・加工費を推論した見積案を提示し、人がその根拠を確かめ、必要に応じて修正する。最終的な判断は人が担う仕組みだ。

■ 使うほど自社専用のAIに育つ

匠フォース AIエージェントの特長は、使うほど見積の精度が上がっていく点だ。担当者が加えた修正や判断をAIが学び、回数を重ねるごとにその会社ならではの見積へと近づいていく。

これまで個人にとどまりがちだった見積時の判断やノウハウを組織の知見として蓄積・活用することで、担当者が変わっても見積の考え方を引き継ぎやすくする。

■ 会場では実際の画面で流れを紹介

出展ブースでは、見積依頼の受領から図面の読み取り、材料費・加工費の算出、見積書の作成までをAIが進め、人が確認・修正・承認する一連の流れを実際の画面を使って紹介する。受注から調達、製造現場へとつながる将来のビジョンも示す予定だ。

あわせて、見積業務や原価管理に関する相談も受け付ける。「自社の見積業務はどこから変えられるか」を一緒に整理し、課題解決の糸口を提案するとしている。

匠技研工業は2020年2月設立のスタートアップで、資本金は1億円。「フェアで持続可能な、誇れるモノづくりを。」をミッションに掲げ、製造業のデジタル変革に取り組んでいる。

《森脇稔》

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