村田製作所は、社内の実験データ・分析データ・独自アルゴリズム・技術ナレッジとマルチAIエージェントを連携した「AI駆動型研究開発基盤」を開発した。
同システムは、実験・分析データや技術ナレッジを自律的に探索・活用し、実験計画からデータ解析、レポート作成、知見の蓄積・活用までを一貫して支援する。同社は材料開発領域から段階的に展開し、データに基づく研究開発の効率化と新たな知見の創出を目指す。
■開発の背景
電子部品の材料開発では、材料の組成や製造条件、分析結果、特性評価など多種多様な実験データが日々生成される。これらのデータは研究テーマや部門ごとに異なる形式で管理される場合があり、データの整理・分析、過去の実験結果の検索、部門を越えた知見の活用に時間を要することが課題となっていた。




