DOWAエコシステムは、使用済みリチウムイオン電池(LIB)からニッケル・コバルト硫酸塩を回収する新たなプロセスを開発し、正極材メーカーへの直接販売に向けた実証試験を開始したと発表した。
■背景:レアメタルの安定供給が急務
脱炭素社会の実現に向け、LIBはハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)、電子機器、住宅向けなど幅広い分野で普及が拡大している。
一方、LIBの正極材に欠かせないリチウム・コバルト・ニッケルといったレアメタルは、天然資源の埋蔵・産出が特定の国に偏っており、今後の需要増加に伴って国際的な獲得競争の激化が予想される。そのため、使用済みLIBからのリサイクル実現が強く求められている。




