自動車用電球製造の大井川電機、「ホホホタケ チップス」発売…常温スナック化に成功

「ホホホタケチップス」
  • 「ホホホタケチップス」
  • 食品ロスとなり、出汁が出やすい「ホホホタケ」の端の部分を「ホホホタケチップス」として商品化
  • 標高1,000メートル以上の高山に自生し、採取が困難で希少なことから“幻のきのこ”として知られている はなびらたけ

自動車用電球製造の大井川電機製作所は、はなびらたけ「ホホホタケ」を活用した加工食品「ホホホタケ チップス」を開発し、販売を開始した。

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販売は、同社の地元の静岡県の「KADODE OOIGAWA(カドデ オオイガワ)」と「道の駅 掛川」で行う。希望小売価格は1パック25gで税別600円から。賞味期限は5ヶ月だ。

同社は、長期保存が可能な加工食品として商品化することで、生鮮の「ホホホタケ」による食品ロス削減と市場拡大を目指す。今後1年間で10万パックの販売を目標にし、近日中にネット販売も開始予定だという。

「ホホホタケ チップス」は、から揚げや炒め物で肉汁や油を吸い込み旨味が増すという「ホホホタケ」の特長を生かして開発した。ココナッツオイルを使用した真空フライ製法を採用し、味は「のり塩」と「コンソメ」の2種類を展開する。

同社によると「ホホホタケ」には機能性関与成分「エルゴチオネイン」が含まれ、機能性表示食品として登録されている。チップス化では、パッケージ工程で生じる端部の有効活用も狙う。月間100~300kgが廃棄される課題があるとし、端部を加工食品に回すことでロスを減らす方針だ。

また、生鮮の「ホホホタケ」は冷蔵が必要で持ち帰りづらいという課題があった。常温保存で持ち運びしやすい商品として、土産品やスポーツ観戦の需要などを想定している。

販売先は、青果コーナーに加え、土産物コーナーや飲食店、スーパーのレジ横などへの拡大も見込むとしている。

《森脇稔》

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