タイヤ加硫機用バルブで世界トップクラスのシェアを持つROCKY-ICHIMARUは、持株会社「HainuTechホールディングス株式会社」を設立し、新たなグループ体制へ移行した。
HainuTechホールディングスは「ものづくりの進化を束ね、社会変革を牽引する」をパーパスに、ROCKY-ICHIMARUを中核として、異なる領域の技術を持つ製造業グループ5社の技術・人材・事業を統合する方針だ。
背景には、日本のものづくりが後継者不在という構造的課題に直面しているとの問題意識がある。中小企業庁の資料では、中小企業の約3分の1にあたる約127万社で後継者が未定とされ、約650万人の雇用と約22兆円のGDPが失われる可能性が指摘されている。さらに約4割を製造業が占め、高度な製造技術が十分に活かされないまま失われる懸念があるという。



