シェフラー、モーション技術分野のリーディングカンパニーめざす…2028年中期目標を発表

シェフラーのドイツ本社
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シェフラーは、ドイツ・フランクフルトで開催した投資家向け説明会で、2028年までの中期目標を発表した。

ヴィテスコ・テクノロジーズの買収完了を受け、同社はモーション技術分野のリーディングカンパニーになることを戦略目標に掲げた。クラウス・ローゼンフェルトCEOは「ヴィテスコの買収により、モーション技術分野のリーディングカンパニーを創造するという戦略ビジョンを実現する絶好のポジションに立った」と述べた。

同社は今後3年間で3つの優先事項に集中する。電動化事業とパワートレイン・シャシー事業の大規模受注残の処理・納入、業績改善プログラムの実行、現在の事業ポートフォリオの最適化である。電動化事業とパワートレイン・シャシー事業の受注残は740億ユーロに達している。


《森脇稔》

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