米国の自動車部品メーカーのジェンテックスは、IAAモビリティ2025において、運転時の危険なグレアを軽減する新技術を初公開した。
同社が注目する技術の一つが調光サンバイザーだ。従来のサンバイザーのように折り下げて使用するが、透明な調光パネルを搭載し、展開時に自動的に暗くなる仕組みを採用している。これにより前方視界を遮ることなく、太陽光のグレアから運転者や乗客の目を保護できる。
調光サンルーフも展示の目玉となっている。機械式サンシェードを使わずに頭上からのグレアや過度な日射を解決する技術で、大型パノラマ設計への統合や、各乗員が座席上のサンルーフの調光を個別制御できるパネルにも対応する。