東京流通センター(TRC)、日本自動車ターミナル(JMT)、T2の3社は、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現に向けて、東京都大田区平和島の一部一般道区間における自動走行を前提とした走行ルートの検討や自動運転トラックの受け入れ方法を検討することで合意した。
この取り組みが実現すれば、自動運転トラックが高速道路だけでなく、技術的ハードルが高いとされる一般道も経由して顧客の物流施設にシームレスに直接乗り入れる先進的な拠点を平和島に設けることが可能となる。その実現に向けて、大田区などの地元自治体と連携し、取り組みを進めている。
T2は昨今のトラックドライバー不足の解消を目指し、2027年からのレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現に向けて高速道路上での実証実験を続けている。その中で、自動運転トラックの走行範囲を拡大し、さらに利便性を高めるべく、自動運転トラックが高速道路から一般道を通じて顧客の物流施設に直接乗り入れを可能にする拠点の候補地を探していた。