マレリ、温室効果ガス排出削減でSBTi認証取得…2045年までにネットゼロめざす

マレリが温室効果ガス排出削減でSBTi認証取得
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マレリは23日、2045年までのネットゼロ目標および科学的根拠に基づく短期および長期の炭素排出削減目標について、科学に基づく目標イニシアチブ(Science Based Target initiative; SBTi)から承認を受けたと発表した。

この承認は、マレリの持続可能性の歩みにおいて重要な節目である。マレリの脱炭素化目標がSBTiに承認されたことは、同社の目標が地球温暖化を抑制するための気候科学的根拠と一致していることを示す。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による最新の気候科学は、国連によって「人類に対する警戒警報」と表現されている。産業革命以前のレベルに対して1.5度以下に地球温度の上昇を抑制し、最も破滅的な結果を避けることが依然として可能であるものの、その閾値に非常に近づいていることも警告している。


《森脇稔》

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