コンチネンタル、イタリアのドラムブレーキ事業を売却へ…独投資会社ムタレスに

コンチネンタル本社(独ハノーバー)
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コンチネンタルは、イタリア・カイロモンテノッテにあるドラムブレーキ製造・研究開発拠点を、ドイツの投資会社ムタレスが買収することで合意したと発表した。

買収対象となるのは、イタリア北西部サヴォーナ県のカイロモンテノッテにある工場で、油圧式ドラムブレーキの製造と研究開発を手がけている。同工場では、シンプレックスブレーキ用パーキングブレーキ(EPB-Si)やドラムブレーキ(Si)などの製品を製造している。

2025年の売上は約1億ユーロを見込んでおり、約400人の従業員が働いている。ムタレスは株式取得により、全従業員と事業活動を引き継ぐ予定だ。


《森脇稔》

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