村田製作所と米国に本拠置くシナプティクスは、自動車部品サプライヤーおよびOEM向けの次世代無線接続用ターンキーモジュールを共同開発すると発表した。
この提携により、シナプティクスの高集積RFフロントエンドを搭載したVeros Wi-FiおよびBluetoothコンボSoCが、村田製作所と共同で開発されるモジュールに設計統合される。シナプティクスの無線SoCは、パフォーマンス、システム設計コスト、低消費電力のバランスを最適化しつつ、自動車用途で求められる高温環境下でも優れたスループットを維持するよう設計されている。
自動車市場向けのソリューションには、過酷な動作条件下での堅牢性、様々な環境下での相互運用性、そして長寿命が求められる。シナプティクスは現在、数十年にわたるフィールドでの運用実績に基づいたテクノロジーとIoTコネクティビティの専門知識を集約したVerosポートフォリオを適用し、自動車メーカーに長期的なサポートを提供している。