フランス大統領府とDSオートモビルの歴史的な提携関係から生まれた新たな公式車両『プレジデンシャルDS No8』が公開された。DSの新世代EV『No8』がベースで、第二次世界大戦終戦記念式典に向けて製作されたもの。
フランス第五共和制の発足以来、シトロエン「DS」と「SM」、そして近年では『DS 5』と『DS 7』が歴代7人の大統領によって使用されてきた。2017年の就任式では、エマニュエル・マクロン大統領がフランス国民に挨拶するために特別設計された『プレジデンシャルDS 7クロスバック』でシャンゼリゼ通りを走行し話題となった。
今回公開された「プレジデンシャルDS No8」は、フランス国民により近い形でパレードできるよう独自のデザインが施されている。DSオートモビルのエンジニアとクリエイティブチームによって複数の改良が加えられ、大統領車両群にふさわしいサファイアブルーのボディカラーが特徴的だ。さらに黒く塗装されたクォーターパネルや、フランス共和国の青・白・赤の三色を配した照明付きDSルミナスクリーングリルも目を引く。