自動運転の仮想空間評価が加速、BIPROGYの「DIVP」が国際標準に準拠

ASAMのOpenMATERIAL3D
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BIPROGYグループのV-Drive Technologies(VDT)が提供する「DIVPシミュレーションプラットフォーム」が、自動車関連の国際標準化団体ASAMによって策定された国際標準「OpenMATERIAL3D」に準拠したと発表した。

OpenMATERIAL3Dは、ドイツの自動車メーカーとBIPROGYも参加するDIVPコンソーシアムが企画段階から標準化を主導し、ASAMから国際標準として正式に公開されたものだ。この国際標準化により、今後期待されている仮想空間でのシミュレーションによる自動車の機能評価や安全性認証の実現に近づく一歩となるという。


《森脇稔》

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