REXEVは、電気自動車(EV)の蓄電池(バッテリー)を活用して「容量市場」に正式参加すると発表した。
容量市場は、電力供給の安定化と長期的なエネルギー確保を目的として、将来の電力需要に備えて一定の供給力(kW)を確保する市場だ。REXEVは、自社が展開するEVの統合型プラットフォーム「eMMP」を通じて、EV蓄電池の電力を供給力として容量市場に提供する。
この取り組みにより、REXEVは小売電気事業者等の電力確保の一助となるとともに、電力供給安定化に貢献する。また、REXEVのサービスを利用する一般企業は、保有するEVを通じて容量市場へ参加することで対価を得られるようになる。