三菱商事エネルギーと東洸ホールディングス(東洸HD)は、バイオエネルギー九州を設立したと発表した。熊本県の地域循環型バイオディーゼル製造・販売事業を継承する。
新会社は、熊本いいくに県民発電所(熊本いいくに)から同事業および関連資産を取得。熊本いいくにと協働して、高純度バイオディーゼル「くまエネ」の製造・販売事業を開始する。
熊本いいくには、熊本県内の自治体、学校、民間企業、住民の協力により回収した廃食用油を原料に、自社プラントで「くまエネ」を製造している。この燃料は阿蘇くまもと空港や、地域の祭り・イベント、トラック輸送、建設現場などで利用され、熊本県内のCO2排出削減に貢献してきた。