中国の新車載GNSS規格に対応、u-bloxとローデ・シュワルツがテストソリューション開発…MWC 2025で展示

R&S SMBV100BベースのGNSSシミュレータ・ソリューションを使って、中国の新しい車載GNSS仕様に対するモジュールの適合性を検証
  • R&S SMBV100BベースのGNSSシミュレータ・ソリューションを使って、中国の新しい車載GNSS仕様に対するモジュールの適合性を検証

スイスの測位技術大手u-bloxと計測器メーカーのローデ・シュワルツは、中国が新たに策定した車載GNSS(全地球衛星測位システム)規格に対応したテストソリューションの開発に成功したと発表した。

3月3日にスペインで開幕した「MWC2025」でテストセットアップを展示し、デモを行う。

この新規格は、中国自動車標準化技術委員会が策定し、2024年11月28日に発表された「車載測位システムの要求事項と試験方法」(GB/T 45086.1-2024)に基づいている。2025年6月から発効予定のこの規格は、自動車産業における新たなインフォテインメントや自動運転アプリケーションの実現に向けて、車載GNSSシステムの品質確保を目的としている。


《森脇稔》

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