スズキ、高齢ドライバーの認知機能と運転特性の関連を解明へ

スズキ、高齢ドライバーの認知機能と運転特性の関連を解明へ(写真はイメージ)
  • スズキ、高齢ドライバーの認知機能と運転特性の関連を解明へ(写真はイメージ)
  • スズキ、大分大学、臼杵市医師会が共同で、高齢ドライバーの認知機能と運転特性の関連を明らかにする研究を開始

スズキは、大分大学、一般社団法人臼杵市医師会と共同で、高齢ドライバーの認知機能と運転特性の関連を明らかにする研究を開始すると発表した。

この研究は、認知機能が低下した場合に現れる車両の操作や挙動の特徴を解明することを目的としている。

日本の急速な高齢化に伴い、年齢や身体機能の衰えから運転に不安を感じる高齢者が増加している。一方で、特に地方では自動車が生活の足として重要な役割を果たしている。この研究は、高齢者の安全な移動手段を確保しつつ、認知機能低下の早期発見や予防にもつながることが期待されている。

研究では、臼杵市在住の65歳以上の高齢ドライバーを対象に、2か月間の日常運転データを収集する。臼杵市医師会立コスモス病院、臼杵市医師会立市民健康管理センター、大分大学医学部神経内科学講座の協力のもと、認知機能テストや運動機能検査、脳の形態・機能検査などのデータも収集される。


《森脇稔》

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