自動運転技術を手がけるWeRideは、スイスの自動運転パイロットプロジェクトに参画すると発表した。このプロジェクトは、チューリッヒ州とスイス国有鉄道(SBB)が資金を提供し、Swiss Transit Lab(STL)が管理を行う。WeRideは製品と運用サポートを行う。
テスト段階では、WeRideの技術を搭載した2台の自動運転車が導入される。本格的な運用が開始される2025年第2四半期には、最大4台の車両が配備される予定だ。完全無人モードでの運用は最長5年間続く見込み。2026年には8台の自動運転車両が追加され、さらなる拡大が計画されている。
最初の自動運転車両は、スイスのフルタール地域で運行される。住民はioki社が提供するアプリを通じて自動運転車両を予約することができる。