BlackBerry Limited(ブラックベリー)は、米ラスベガスで開幕した「CES 2025」において再構築したQNXブランドを初披露した。この動きは、自動車業界と一般組み込み業界における認知度の向上とリーダーシップ強化を目指すものだ。
これまで「BlackBerry IoT」として知られていた事業部門の名称を「QNX」へと変更し、QNXブランドをリローンチするという決定は、顧客企業、パートナー、従業員および他のステークホルダーからの意見を基にしている。このリローンチは、QNXの長い歴史における重要なマイルストーンであると同時に、次世代のソフトウェア定義型自動車(SDV)と未来のミッションクリティカルシステムを支えるという、より大きな役割に向けた能力を表現している。
QNXは、組み込みソフトウェア分野での約45年に及ぶ専門知識と知的財産の豊富なポートフォリオを基に、業界リーダーとしてのポジションを確立してきた。QNXの高性能な基盤ソフトウェアを活用することで、大手自動車メーカーや産業界の大手企業は、安全性、セキュリティ、信頼性を損なうことなく、革新的なアプリケーションの開発と新たな収益源の開拓、変革的なビジネスモデルの展開を実現できる。