スマートタグを手がける米国のBeontagは、ミシュランと戦略的提携を締結したと発表した。この提携により、今後2年間で数百万本の新型商用車・乗用車用タイヤにBeontagの技術が組み込まれることになる。
両社が共同開発したUHF埋め込みタグは、最先端のチップと素材を使用したポッドとアンテナで構成されている。この技術により、タイヤの製造日、保管場所、流通、取り付け、交換、再生など、タイヤのライフサイクル全体を通じて完全な追跡が可能となる。
Beontagとミシュランの協力は2019年に始まり、両社はゼロからUHF RFID埋め込みタグの開発に取り組んできた。長年の研究開発と数か月に及ぶ信頼性テストを経て、目標とする品質レベルに到達。その結果、100万km走行可能な耐久性と信頼性を持つ接続タイヤが誕生した。トラックタイヤに一般的なリトレッド(再生)プロセスにも対応している。