フォルクスワーゲングループは、北米事業の新CEOにクイェル・グルーナー氏を12月12日付で任命すると発表した。
グルーナー氏は、自身の要請で退任したパブロ・ディ・シ氏の後任となる。就任までの間は、フォルクスワーゲングループオブアメリカの人事担当役員であるゲリット・スペングラー氏が暫定CEOを務める。
この人事発表の背景には、北米市場での好調な販売実績がある。今年の1月から9月までの9か月間で、北米地域における販売台数は76万9000台に達し、前年同期比で7%以上の増加を記録した。主要市場である米国においても、フォルクスワーゲングループは1.5%の成長を遂げている。