OKIは10月21日、倉庫などに保管された荷物の位置を自動追跡できる「荷物位置自動測位技術」を開発した、と発表した。この技術は、QRコードやRFタグを荷物に貼り付け、スマートフォンやRFIDリーダーなどの汎用端末で位置情報を測位することができる。
従来の倉庫業務では、荷物の保管場所の管理が属人的になりやすく、人的ミスにより荷物が行方不明になることが日々発生していた。特に小規模な倉庫では、人の記憶に頼った管理が多く、一時的に荷物が行方不明になることで、予定された期日に出荷できないといった問題も発生していた。