ブラザー工業は9月19日、子会社のブラザーマシナリー(インド)が、インド南部のベンガルール市近郊で建設を進めてきた工作機械の新工場が完成した、と発表した。
日本と中国に続く3か所目の工作機械の生産拠点であり、稼働開始は2024年12月を予定している。
ブラザーは、2030年度に向けたブラザーグループビジョン「At your side 2030」において「産業用領域」を注力領域として位置づけており、工作機械を扱う産業機器事業においても大幅な成長を目指している。完成した工場は、工作機械分野での生産強化を担う拠点として、ビジョン実現に貢献する。