ベトナムでレアアース鉱山開発へ、韓・米企業が提携

韓国Tridentと米Zoeticがレアアースの共同開発で提携
  • 韓国Tridentと米Zoeticがレアアースの共同開発で提携

韓国のTrident Global Holdingsは7月29日、米国のZoetic Globalと戦略的提携を結び、ベトナムでレアアース鉱山を開発すると発表した。

この提携は、高価値な希土類鉱脈を共同開発し、世界および米国の企業がこれらの重要な元素にアクセスできるようにすることを目指している。この共同事業は、経済価値を数十億ドルに達する可能性があり、希土類採掘業界に持続可能な実践を導入することが期待されている。

この事業において、Trident Global Holdingsは、すでにベトナムのHung Haiループ(北部ベトナムのライチャウ省に3つの鉱山を所有)との戦略的協力開発契約を結んでおり、Zoetic Globalと提携して最新の環境に優しい技術を提供し、希土類生産効率を最大化する。これらの鉱山、すなわちバク(北)ナム・セ、ナム(南)ナム・セ、およびドン・パオは、合計で700万メトリックトンの貴重な希土類元素が埋蔵されている。


《森脇稔》

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