日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は1月4日、2023年の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は89万8796台。前年比は23.2%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
総販売台数89万8796台のうち、日産ブランドは83万4097台だった。前年比は22.2%増と、2年ぶりのプラスだ。
日産ブランドの乗用車系では、主力ミドルセダンの『アルティマ』が12万8030台を販売した。前年比は8.5%減と、2年ぶりの前年割れ。『セントラ』は10万9195台を売り上げ、前年比は41.6%増と2年ぶりの前年超えとなった。『ヴァーサ』は2万4807台で、前年比は85.2%増と回復した。最上位セダンの『マキシマ』は、35.7%増の9651台と、プラスに転じた。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(日本名:『エクストレイル』に相当)が、27万1458台を販売した。8年連続で日産ブランド最量販車となり、前年比は45.6%増と2年ぶりのプラス。大型ピックアップトラックの『タイタン』は、27.4%増の1万9189台と回復する。『ムラーノ』は、3.5%増の3万1137台と、5年ぶりに増加した。コンパクトSUVの『キックス』は、6万6823台を販売。前年比は21.8%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。