『間違いだらけのクルマ選び』2024年版
著者:島下泰久
発行:草思社
定価:1870円(本体1700円+消費税)
発売:12月26日
新型車が矢継ぎ早にデビューし、業界を揺るがすニュースも多かった2023年。良いクルマはどれか? クルマ界の先行きは? 両方わかるバイヤーズガイド『間違いだらけのクルマ選び』の2024年版が刊行される。
巻頭特集では2023年に次々と登場した新型高級車を一気に批評する。同じく巻頭で、ニュースが多かったBEVも特集する。すべての新型車・小改良を含み、国産車100車種近くを対象にした車種別批評も快調だ。「驚くほど走りや乗り心地がよくなった新型車が多い中、ライバル車の進化について行けないクルマがあぶりだされる」(草思社編集部)。
●第1特集:高級車はどこへ行く……セダンばかりだったのがSUV・ミニバンなどへと多様化した高級車。みんな違って、みんな高級車? 新型高級車を一気に試乗し、批評する。
●第2特集:BEV時代のリアル……電池開発の躍進や、BYDの日本上陸など、状況がめまぐるしく変化するBEV。ユーザー目線で事情を解説する。トヨタ副社長インタビュー掲載
●第3特集:元気になった三菱……アウトランダーPHEV、デリカミニ、トライトンなど魅力的な新型車が登場した三菱自動車。副社長インタビュー掲載
●2024年版の指摘……「日本はEV遅れている」論を一掃する衝撃の展開 / 軽・商用車への中国製 BEVの攻勢が本気で心配 / 高級車が多様化。でもBEVでセダンが見直される?/ 供給遅延車種がマイチェンや車種追加する不思議
ボティ形式と動力源が多様化し、納期や価格の変動も大きくなって、車の選択はどんどん難しく、ある意味面白くなってきている。今の『クルマ選び』に役立つ1冊。著者のYouTubeチャンネルと連勤しており、記事内のQRコードから動画が開覧可能なのも本書の特徴だ。
